2009年05月28日

京都・大山崎で得たヒント

ブログへの書込みが3ヶ月近くもご無沙汰になってしまった。
これからもフトルミン工場跡の変化の様子を
引き続き伝えていきたいと思う。

昨日(27日)は大正から昭和にかけての建築家・藤井厚二
のかつての自宅住居であったという「聴竹居」の
見学で京都の大山崎に出かけた。
    http://www.chochikukyo.com/

昭和3年築の近代建築で、
激しい傷みを修復し原状の復元を目指している途上との説明。
今日支払った1,000円の入場料も修復資金に当てられるらしい。
完全予約制・時間制の見学で、
じっくりと住居の中を見学させていただいた。

建築家らしい工夫された機能に感心させられると共に
上質な近代建築を堪能することができた。

これからフトルミン工場跡を維持・修復していく仕組みを
考えていく上でのヒントもあったような気がした。

アサヒビール大山ア山荘美術館にも足を運ぶことができ、
上質なものをたっぷりと堪能した一日が終わった。


聴竹居1.JPG
緑に囲まれたすばらしい環境

聴竹居2.JPG
縁側からの眺めは贅沢の限り

聴竹居3.JPG
お茶室も修復される日を待つ

聴竹居4.JPG
電話番号「30番」の札

聴竹居5.JPG
随所にアイデアが・・




posted by 再生管理人 at 21:03| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月28日

樫舎の主人

今日の午後は奈良県立図書情報館へ公開講座参加のために出かけた。

図書館劇場?『奈良は美味いものばかり』シリーズ(第6幕)
の最終回で、
  「花より団子〜花見の食べもの」
という題目がつけられていた。
http://eventinformation.blog116.fc2.com/
丁度、桜の花も咲き始めでタイムリーなお題。

いつもの通りの軽妙な千田稔館長の話も楽しみなのだが、
今回は特に
ならまちに「樫舎」という和菓子屋をならまちで営んでいる
喜多誠一郎(きた じょういちろう)さんの話が聞けるのを
楽しみに参加した。

喜多さんは、先般3月7日に朝日放送の「週末の探検家」で
紹介もされた和菓子職人。
http://asahi.co.jp/explorer/
徳島の出身でありながらも和菓子職人として奈良との縁を
どんどん深め、
ついに奈良で自分の店をもつことになった”時の人”。

大阪の辻調理師専門学校でも製菓・製パン課の講師を
務めておられるらしく、
人前での話もけっこう慣れておられるようにお見受けした。
誠実な人柄の中にも、熱血さを感じさせる雰囲気があった。

今回の喜多さんの講演の題目は
「外国人がつくる奈良の菓子」
とあったが、
その外国人とは奈良出身ではない(徳島出身の)喜多さんご自身
を指した言葉であった。
奈良の吉野方面に菓子を納めに行った際に、
徳島出身の旨を伝えると「じゃ、外国人やな」と言われたらしい。

奈良の「赤膚焼き」「奈良漆器」といった伝統工芸品を
とても高く評価していたのが印象に残った。
ならまちの店では、小さく喫茶コーナーをもたれているが、
使い勝手の良さにかなり重宝されている様子だった。

フトルミン工場跡で始める店も
せっかく縁あって”奈良きたまち”に存在させることになるので、
「奈良の心」「地元の心」も
大切に伝えていきたいものだと改めて感じた。


posted by 再生管理人 at 21:58| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月20日

仏像ガールってなんですか

今日は午後、奈良国立博物館で開催されたトークイベント
「仏像ガールってなんですか
  〜仏像の魅力を大いに語る〜」
に出かけた。


自らを”仏像ガール”と呼び、
「感じる・調べる・もっと近づく・仏像の本」
という書籍で分かりやすく仏像の見方などを説明している
廣瀬郁実さんと、
奈良国立博物館・学芸部長の西山厚さんとの対談。


先般より駅前の書店で平積みになっていた「仏像の本」は
気になっていたのだが、
”直に”仏像ガールに会える良い機会だと思って足を運んだ。


会場となった国立博物館の講堂は満席の盛況ぶり。
”仏像ガール”を一目見てみようという輩が集まっていたに
違いない。


廣瀬さんが”仏像ガール”を自称するに至った経緯や
西山部長との出会い(奈良の居酒屋だった?)から
書籍の監修を引き受けてもらうまでの経過など、
トークショーでなくては聞けないような裏話も聞くことができて
とても楽しい時間となった。


書籍も出しておられるタレントの「はなさん」が
仏像好きだというのは知っていたが、
この廣瀬さんもかなりの仏像好きと思われることが
その話し振りから感じられた。


廣瀬さんの言葉
「仏像を見ていると、
 イメージした人・作った人・守ってきた人・拝んできた人
 といった”人のつながり”を感じずにはいられない」
西山部長の言葉
「仏像の如来・菩薩・明王・天には優劣はなくて、
 それぞれに役割があるのだ」
というお二人の言葉が印象に残ったイベントであった。


まだまだ自分は勉強不足なのだが、
奈良国立博物館の平常展は”仏像好き”には
かなり魅力的な内容を誇っているらしいことが改めて分かった。
せめてお二人の紹介に上がったものくらいは
近々チェックしに参上したいと思った。

posted by 再生管理人 at 18:00| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月12日

貴重な体験

昨日(3月10日)は奈良公立博物館が実施した
「文化財保存修理所特別公開」プログラムに参加した。


朝日新聞でこのイベントの記事を発見し、
「これは面白そうだ」
と感じたので早々に申込み葉書を投函。
当日の担当者の話では倍率9倍の”狭き門”となったようだ。


まずは博物館の担当者から
「文化財保存修理所」の組織や作業内容に関して
具体的な説明を受け、
その後現場でさらに実施作業の説明を受けることが出来た。


初めて知ったのは、
奈良国立博物館が直接、修理をする職人を抱えるのではなく、
 絵画・書跡の修理は「株式会社文化財保存」
 彫刻(仏像など)は「財団法人美術院」
 漆工(漆器など)は「北村昭斎工房」
に委託して修理作業を行っているという組織体制。


目の前で実際の修理が行われているのを見て、
文化財修理の現場を体感することが出来て感激した。
「国宝や重要文化財、といった”国の宝"がどのようにして
修復され引継がれているのか」
に対するイメージを非常に高める機会となった。


以前、どなたかの話の中に
「奈良で仏像などを拝観する際は、
 その仏像を作った人のことや現在の姿だけを考えるのではなく、
 それを修復してきた人やそれを大切に守ってきた人が
 いることにも思いを馳せて欲しい」
といった類の言葉があったことを、ふと思い出した。


2年や3年といった長い時間のかかる修復作業を
日々黙々とこなしておられる人たちを見て、
派手さはないが、とても大切な仕事を見させていただいた気がした。
そしてその仕事にとてもたくさんの若い方々が真剣に
携わっている姿に少しばかり感動した。


文化財修理所見学の体験は、自分にとっては
まさに”観光”であったと思う。
守っていくことの大切さを経験できたことは、
これからフトルミン工場跡を守っていこうと思っている自分には
とても良い刺激にとなった。
posted by 再生管理人 at 15:36| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月10日

お皿として使えるか・・

今日の昼間、久しぶりに水(というかお湯)を使った作業をした。

フトルミン工場跡の整理整頓を進めてきた中で、
大量のガラス瓶の手洗い作業を始めとして、
室内の棚を水拭きしたり、
建物の梁を水拭きする等の水作業をしてきた。

今回水洗いしたのは「屋根瓦」
家の主屋の改築をした際に余った屋根瓦が少しだけ
残っているのだが、
その中で店舗で「食器=お皿」として使用できそうな
瓦があったので、ひとまず洗って備えておくことにした。

瓦の器1.JPG

瓦の器2.JPG


平面で、サイズもコンパクト。
少しばかり「備前焼」のような雰囲気もある。
昨日、来客があった際に
トライアルでサンドウィッチを乗せて出してみたが、
まあまあ良い感じだった。
実際に”店舗デビュー”することになるかどうかはわからないが、
一度はその是非を問うてみたいと考えている。
posted by 再生管理人 at 18:53| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月04日

貴重なアドバイス

昨日は、フトルミン工場跡での事業計画の進捗状況を
気にかけてくださっている方に会うために桜井市の三輪まで
出かけた。

今の進捗状況を聞いていただくと共に、
事業計画の進め方や行政との付き合い方などを
昼食をとりながらアドバイスしてくださった。

会社経営者でもあり、公職にも就かれている多忙な中で
時間をやりくりして会っていただけたことに感謝をせねば、
と思った。
自分も何年か先には自分の事業にばかり関心を寄せるのでなく、
何か自分の経験を他の人の為に役立てたいと感じだ。

その方と別れた後は、
三輪神社で開催された寧楽カレッジのプログラムに参加をした。
三輪神社本社で参拝をさせていただき、
宝物収蔵庫⇒狭井神社⇒久延彦神社⇒若宮社を
案内していただけた。
その後、大礼記念館という建物で鈴木宮司の講話を拝聴して終了。

仏像として人気の高い「聖林寺・十一面観音像」は
元は三輪神社の若宮社にあったものだった、という逸話は
面白いマメ知識となった。

ぼた雪の降る寒い一日だったが、
久しぶりに”凛とした”三輪神社の空気に触れる
五感の刺激される一日となった。
posted by 再生管理人 at 22:17| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月01日

東大寺二月堂の修二会始まる

早くも2009年は2ヶ月が過ぎ去り、3月に突入。

昨日(2月28日)は、
初めて戒壇院の「別火坊」から二月堂下の「参籠宿所」へ
移動する修二会練行衆の列を見学。
戒壇院北門からフトルミン工場跡に向かって下りてくる
練行衆の姿を見て、
「気を引き締めて”行”に向かう練行衆の目に
 (好む好まざるに関わらず)入ることになる
 この工場跡の姿や雰囲気は大きく変えてはいけない」
ということを直感で感じた。

DSC05717.JPG

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また本日(3月1日)は修二会初日、
観光名物ともなっている19時からの「お松明」を見学した後の
人々の動きを見ようと、
20時すぎに東大寺表参道周辺に出かけてみた。
「夢しるべ風しるべ」を含めてレストランも修二会期間を理由に
特に遅くまで営業している様子も無く、
既に観光客は帰路についていたという感じだった。


この人々の動きを研究しながら、
フトルミン工場跡の活用についても考えていくことになる。



posted by 再生管理人 at 22:33| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月13日

明日香へ出かける

今日は奈良新聞社主催の寧楽カレッジに参加するために
明日香村にある奈良県立万葉文化館に出向いた。


せっかく明日香へ行く機会だったので少し早めに奈良市内を出発。
かねてから「一度行ってみよう」と思っていた
NHK元記者の渡辺誠弥さんが運営されている
飛鳥藍染織館に行き昼食をとった。
以前、昨年の民藝協会夏期学校(出雲市にて開催)に参加した際に
このお店の存在を教えていただいた。


店内は民藝調の家具も置かれていて落着きがあり、
料理も民藝調の上質な器で出てきた。
初めての訪問だったが、渡辺さんとも少しだけ話を
させていただくことが出来た。


藍1.JPG
古民家を利用している

藍2.JPG
テーブルの一つは囲炉裏になっていた

藍の3.JPG
珈琲は湯町焼のカップで


本日の寧楽カレッジの講師は
奈良大学教授であり、
万葉文化館の万葉古代学研究所副所長でもあられる上野誠先生。


この施設の設立に計画段階から携わってこられた上野先生が、
様々な設立のエピソードを交えながら
館内全体を案内してくださり、
この立派な施設を体験する良い機会をいただいた。


フランスのある国会議員は、
この施設周辺の景色を見て
「出身地のボルドーと同じようなすばらしい風景だが、
 その歴史ではここ明日香にはかなわない」
と言われたそうで、確かに日本の”原風景”のような
長閑な風景であった。


カレッジ終了後に館内の売店に寄り、
何となく一人で盛り上がり
「学習漫画 日本の歴史3 大和政権と飛鳥」
「学習漫画 日本の歴史4 花咲く奈良の都」
の2冊を購入してしまった。
小学生か中学生に戻った気分で楽しんでみようと思う。




posted by 再生管理人 at 18:30| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月11日

東大寺修二会竹送り式

今日は毎年2月11日恒例になっている
山城松明講という講社主催の「二月堂竹送り式」というイベントに
地元仲間とともに参加をした。


東大寺二月堂で行われる修二会で使用するお松明の竹を
京都の田辺市で掘り出し二月堂まで運んで寄進するという
山城松明講の儀式の一部をお手伝いさせていただいた。


田辺市から運んできた竹を奈良阪で下ろし、
8本の竹を大八車に載せたり、大勢で肩に担いだりして
東大寺二月堂まで歩いて運ぶイベント。


イベントとしては、
「東大寺に滞りなく竹を届ける」
ことが一番大切なことで、今年も無事に山城松明講さんが
東大寺に寄進をされるお手伝いを終えることが出来た。

DSC05688.JPG


数年前から奈良観光ボランティア協会さんの協力も得て
参加者をメディアなどでも募集してきたが、
今年はその参加希望者が急激に増加したようで、
例年にない賑わいになった感があった。


外国人の方が数名、楽しそうに竹を担いで歩いている姿もあった。
観光というものが単に名所旧跡を見て周るものではなく、
実際のイベントに当事者として参加したり、
地元の方々の何気ない日常を見て楽しむという趣向に
変わりつつあることを実感した。


奈良の観光が、
いち早くこの動きを察知してアクションを起こし、
「大仏商法」を返上して
「観光先進地区」になってくれることを強く望みたい。
posted by 再生管理人 at 22:22| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

銀行の話を聞くセミナーに参加する

昨日(2月10日)は、大阪産業創造館で実施されたセミナーに
参加するために大阪に出た。
”奈良生活”に浸っているので、
久しぶりにオフィス街のビジネスパーソンを見た感じがした。


参加したセミナーは
「おカネについて”銀行さんの視点”を聞いてみよう」
と題されたもので、都市銀行で審査部に長くおられた方が
話をしてくださった。


話の内容としては
 ・今の様々な行動の裏にある、
  銀行が置かれている現状に関すること
 ・融資審査の際に目を光らせているポイント
 ・銀行が中小企業に期待している姿勢
 ・メインバンクとは
など、中小企業に焦点をあてた形の興味深い話を聞くことができた。


フトルミン工場跡を再生していく事業は
会社として行っていくものなので、
銀行が中小企業融資に慎重な姿勢をとる”根本”の理由や、
その不信感を払拭し「良い関係」を構築していくための
企業のとるべき姿勢を知ることができたことで、
銀行に対する自分のスタンスを学ぶことができた。


スタートさせる事業をなるべく早く軌道に載せて
しっかり利益を生み出す事業体制を築き上げ、
銀行との信頼関係を楽しめるようになりたいと思った。



posted by 再生管理人 at 21:55| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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